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味覚障害・嗅覚障害

嗅覚障害

人は鼻の中の嗅神経でにおいを感じます。鼻の中にポリープ(鼻茸)があったり、鼻水でふさがっていたりするとにおいの成分が嗅神経に到達できなくなります。
このような場合は、抗生剤や点鼻薬、漢方薬などで治療していきますが、ポリープ(鼻茸)がある場合は手術が必要となることもあります。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症のあとに嗅覚障害が起きることがあります。これはウイルスで嗅神経が壊されてしまうためにおきるものですが、早期に治療しないと、もとにもどらない場合もありますので注意が必要です。治療は点鼻薬が中心ですが、当院では漢方薬も使用する場合があります。
他には、貧血や血液中の亜鉛(Zn)の欠乏で起こる場合もあります。血液検査でヘモグロビンや亜鉛の検査を行います。

味覚障害

味がわからない、他人は濃い味だといっているのに自分には妙に薄味と感じる、果物を食べているのに野菜をかんでいるようだ、などの症状は味覚障害の可能性があります。
味覚障害はカゼをひいた後などにも起こりますが、貧血や血液中の亜鉛(Zn)の欠乏で起こるものが有名です。
人間は未蕾という舌の表面にある味覚センサーで味覚を感じますが、このセンサーを動かすには亜鉛が必要なのです。亜鉛が不足すると味覚センサーが機能しません。
味覚障害を放置すると自分の知らないうちに塩分をとりすぎて高血圧の原因となったりしますのでご注意ください。
また、亜鉛の欠乏は爪の変形、脱毛、意欲の低下(かんたんに言うとうつ病のような状態)を起こします。
当院では味覚や血中の亜鉛(Zn)の検査もできますので、ご相談ください。

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